長野県駒ヶ根市赤穂4013

電話 090-2448-4669(電話受付時間 平日午前8時~午後5時)

妊娠から出産までの流れ

1.「妊娠したかな?」と思ったら、まずは産婦人科のお医者さんを受診して、

  妊娠の確定診断を受けてください。

 

2.分娩予定日が決まったら、当院にお電話をいただき、出産をご希望とお伝えください。

  電話 090-2448-4669

  

3.ご夫婦でご一緒に当院に一度ご来院いただき、当院の分娩について具体的なお話を

  聞いていただきます。メリット、デメリットも含め、全てお話しいたします。

  その後、もう一度ご夫婦で話し合って、当院で出産を希望するかどうかお決め

  ください。

 

4.母子手帳を交付してもらったら、産婦人科を再受診して妊娠初期の検査を受けて

  いただきます。

  その結果に問題がなければ、紹介状を書いてもらって当院にお持ちください。

  (初めから当院の嘱託医を受診された場合は、紹介状は不要です)

 

5.契約書をお渡ししますので、サインをしていただいて分娩予約が決定します。それまで

  は、仮予約となります。

 

6.契約書を交わしたら、当院で妊婦健診を定期的に受けていただきます。

  妊娠25週および妊娠35週は、嘱託医の健診と必要な検査を受けていただきます。

  異常が発生した場合には、嘱託医を受診していただき、医師の治療を受けます。

  正常に戻り、医師の許可が得られれば、再び当院に戻ることができます。

 

7.妊娠中を順調に過ごされ、母体や胎児・胎盤・臍帯・羊水などに異常を認めなければ

  当院で出産できます。異常を認めた場合は連携医療機関にご紹介し、転院となります。

 

8.産後は、出産当日を0日目とし、産後5日目まで入院していただきます。(ただし、経産婦さん

  は4日目の退院も可能です)

  ご希望により入院期間を短縮ことも可能です。その場合は、産後5日目(経産婦さんの場合

  4日目)まではご家庭に訪問をし、必要なケアや指導をいたします。

  退院後は、2週間健診、1か月健診を当院で受けていただきます。

  さらに、新生児につきましては、他院にて新生児聴覚検査を受けていただくことを

  お勧めしています。

 

 

 

助産院でご出産いただける条件

公益社団法人日本助産師会より発行している「助産所業務ガイドライン」に従い、業務を行います。

助産所で出産できる方は、以下の4項目に該当する方です。

1.妊娠経過中継続して管理され、正常に経過しているもの

2.単胎・頭位で経膣分娩が可能と判断されたもの

3.妊娠中、複数回産婦人科医師の診察を受けたもの

4.助産師、産婦人科医師双方が助産所または院内助産で分娩が可能と判断したもの

 

以下のチェックリストに一つでも該当する項目がある方は、助産所での分娩はお引き受けできません。

□合併症がある

□感染症がある

□飲酒・喫煙をしている(または既往がある)

□子宮筋腫があるまたは子宮に異常がある

□子宮の手術をしたことがある(人工妊娠中絶は該当しない)

□帝王切開をしたことがある

□血液型がRh(-)である

□前置胎盤といわれている

□胎児に異常がある

□羊水に異常がある

□妊娠経過に異常がある

□多胎妊娠である

□逆子がなおらない

□ご本人・ご家族が助産所での分娩に納得がいかない

□妊娠37週未満に陣痛開始や破水、性器出血などの分娩兆候がある

□37週以降に破水し、有効陣痛が24時間以内に発来しない

 または陣痛発来から36時間経過しても分娩に至らない

□分娩経過に異常がある

 

 

 

 

 

里帰り出産をご希望の方へ

コロナ禍によって里帰り出産の受け入れが困難な場合がございます。

予めご理解いただき、帰省が出来ない際には居住地区周辺での産婦人科施設で分娩を受け入れていただけるかどうか、各自妊婦さんご自身でご確認をお願いいたします。

 

あらかじめ当院での分娩についてオンライン等を活用してオリエンテーションを受けていただきます。

里帰り先のご親族の方に対面でリリエンテーションを受けていただいても構いません。その場合はご親族と妊婦さんとの間で情報交換をしっかりと行ってください。

分娩予定日が確定したら、お早めにご連絡をください。

 

【受け入れ条件】

・助産業務ガイドラインに準じ、異常がないこと(上記参照)

・上伊那管内に帰省できるご親族があること

 

【帰省前の妊婦健診】

・居住地区近辺の産婦人科にて、定期的に妊婦健診をお受けください。妊娠23週までは4週に1回、24週~帰省までは2週に1回受診してください。その他受診が必要な場合は、通院先の医師の指示に従ってください。

・妊娠中期(20週~26週)の妊婦健診でエコー検査を受け、胎児の発育状況や異常の有無、胎盤の位置、羊水量などしっかりと診断を受けていただきます。万が一異常が発生した場合には、通院先の医師の指示に従い適切な治療を受けてください。正常な状態に戻るまでは、帰省は出来ません。

・自治体等の母親学級等を積極的に受講して妊娠中の健康管理をしっかりと行ってください。また、おひさま助産院のテキストを事前によくお読みいただき、メール等を通じて助産師と密に連絡を取り合ってください。

 

【帰省時の注意事項および帰省後の妊婦健診】

・妊娠31週の妊婦健診では、ガイドラインから逸脱する症状が無いことを通院先の産科医に診断をしていただき、これまでの妊娠経過の情報提供書をおひさま助産院宛てに書いてもらってください。

・この時点でガイドラインから逸脱する症状がある場合には母体や胎児の安全確保の為に帰省は絶対にしないでください(例:骨盤位、胎児発育不全、切迫早産の徴候、妊娠糖尿病、高血圧など)。帰省出来ない場合は居住地区周辺で分娩を受け入れて貰える産婦人科があるか、ご自身でお探しいただくことになりますのでご了承ください。

31週の妊婦健診が異常なく済んだらすぐに帰省をし、2週間外出をせず自宅待機をしていただきます。自宅待機中に異常が発生してもどこにも受診出来ないのが現状です。そのため、帰省前には母体および胎児の健康状態には充分お気をつけいただき、無理矢理帰省することのないよう、重々お願いいたします(助産師は異常時の診察は出来ないため医師の診察が必要となりますが、嘱託医も連携医療機関の総合病院も、帰省後2週間経っていない方の受診は原則として出来ません)。

33週の妊婦健診はおひさま助産院にて行います。ただし、帰省後2週間は受診が出来ませんので、31週の健診が異常なく済んだら速やかに帰省し、自宅待機をしてください。前医からの情報提供書をご持参ください。

35週のポイント健診は、前医からの情報提供書のコピーを持参して嘱託医を受診していただきます。